尿石の硬化

関東水道修理隊

尿石が小便器を詰まらせる

今年の夏は、非常に暑く大雨も多々ありました。管理会社から管理している物件で会社の営業所で小便器が詰まったとの小便器のトラブルがあり見に行ってきました。担当の方から状態を聞いてみると「小便器だから詰まるわけないだろう!」とのこと。だけど、小便器でもトイレの排水詰まりは起きるのです。それも悲惨な詰まり方をしてしまいます。その原因は、尿石です。尿石は、尿に含まれる成分が便器内で固まったもので排水管内で硬化することが多く硬化すると最悪で排水管の交換や小便器交換を要してしまいます。尿石には尿中の有機物や尿素、カルシウムイオンが含まれていて排便時の洗浄・希釈が不足すると便器内や排水管に滞留してしまいます。滞留中に腐敗分解濃縮が行われて小便器内の排水トラップや排水管内にカルシウムがアンモニアなどの成分を含みながら沈着し排水管内が動脈硬化のような状態になり排水不良や詰まりが起きてしまいます。

大便器よりも小便器の方が尿石が発生しやすく尿石の除去は、かなり状態が悪化しているとどうすることもできなく画像を見ての通りの悲惨なことになってしまう。今回は、尿石除去剤と特殊工具を使って無事に貫通しましたが除去できない箇所もあった。だけど、そこは、管理会社の方とご相談の結果「また詰まったら電話する!」と言うことでトイレ修理完了。
こんなことにならない為にも小便をした時に必ず排水することしか予防策がありません。もし、流れが悪くなってきたと感じましたら早めに市販されている洗浄剤や業者に点検してもらうことをお勧めします。

施工後のお客様の感想

新しい貸家に引っ越してきてからずっとトイレの水が流れにくい事が気になっていました。少し古いマンションだったので、老朽化してるのかな?と気にしないようにしていたのですが時には一回で流しきれない事もあって、結局、大家さんと相談して水道業者を手配して水道修理に来てもらうことにしました。流れにくい原因は、やはり古い貸家という事で下水管が傷んでいたいたという事で流れが和悪くなったのだろうという事でした。抜本的な解決は難しいらしいのですが、なるべく流れが良くなるようにとできる限りのことをしてくれました。後日、大家さんと相談して下水管の修理をしていただいた後からは、一回で流しきれないという事はなくなりました。こんな水道修理が大事になったのが初めてで戸惑いましたがスムーズに流れるようになってよかったです。