水道の凍結とは
水道管の凍結が起きる気象条件ですが氷点下になると危険性があります。目安としては、水道管の水が凍結しやすくなる気温が氷点下4度以下です。水は、氷点下になっても必ずしも凍りませんが気温が氷点下4度以下の時に水道管の中の水は氷点下2~3度くらいになってしまうのが通例ですので水が凍ってくる状況下にあるとされています。水道管内の水が凍ってしまったら水は凍ると膨張する性質があり体積が増えていきます。 水が入った瓶を凍らせると破裂しますが、これと同じことが水道管や水栓金具にも起こることが少なくありません。気温が零度以下に下がると水道管や水栓金具にヒビが入ったり破損したりするのがそのためで使用年数が古くなってくると水道管にダメージも加わりますので凍結によって破裂するリスクも高くなります。
凍結しやすい場所
●水道管が戸外や北向きの日陰にあるところ
●北向きにある水まわり
●水道管がむき出しになっているところ
水道管の凍結を防止する方法
●保温材の取付け
屋外のむきだしになっている水道配管や散水栓には保温材の取付けが効果的です。また、表面テープ等が損傷すると保温効果が薄れることから交換することをおすすめします。
凍結防止には凍結防止ヒーターの取付けがより効果があります。
●少量の水を出しておく・水を抜く
蛇口や水道管が凍らせないために鉛筆の芯の太さくの水を出しておくのが有効です。