アオコ対策のご解説
ラン藻類(植物プランクトン)が大発生すると、湖面に青い粉をまいたように見えることからアオコと呼ばれています。小河内貯水池では、夏季にアオコの発生が続いており、湖水の透明度の低下やカビ臭が発生しています。アオコとわ?
富栄養化した湖沼や池で、水温が20℃以上になる初夏から盛夏にかけて、水の表面が緑色の粉をふいたようになり、ひどい場合は、緑色のペンキを流したような厚い層が水面上に形成されることがあります。この現象のことを『アオコ』と呼び、主に藍藻類が異常増殖して起こります。アオコは主に、ミクロキスティスやアナベナなどの藍藻類により構成されています。アオコと同じように湖沼や池で微細藻類が大量発生して水が着色する現象としては、渦うず鞭毛べんもう表 1藻類等による「淡水赤潮」が知られています。また、アオコや淡水赤潮のように、藻類が大量発生して着色する現象を「水の華」とも言います。
アオコを引き起こす藻類には毒性物質を含むものもあり、ミクロシスティン(ミクロキスティスの一部に含まれる)やアナトキシン(アナベナの一部に含まれる)などがそれに該当します。日本国内における被害事例の報告はありませんが、海外では、アオコの入った水を家畜が飲んで死亡するといった被害事例が報告されています。飲料水として使用する場合は処理に注意が必要です。
参考画像
※ アオコを形成する植物プランクトンの中には、異臭(かび臭)を発生させることもあります。
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