異形管

通常、管路は直管を基本として構成されていますが、管路の曲部・分岐部・立ち上がり部・伏せ越し部等において形状の異なった管が使用されています。この直管に対し形状の異なる管のことを異形管と言っています。

ダクタイル異形管製造方法
ダクタイル異形管は、鋳型に溶湯（溶けた鉄）を流し込むことにより製造しています。鋳型を加工することにより、さまざまな形状の異形管や継手を作ることができます。ダクタイル異形管の特徴としては、ダクタイル異形管は強度と延性に優れていて、内圧・外圧に対して高い安全性を発揮します。たとえば、深い土砂かぶりによる土圧。浅い土砂かぶりにおける輪荷重によく耐えて水撃圧などの衝撃力にも強く高水圧パイプラインとして適しています。また、さまざまな諸条件に適応したさまざまな継手や異形管が豊富にラインアップされています。また、それぞれの継手は可とう性にかなり優れていて地盤の変動にも順応し管体に無理な応力の発生が少なくて各継手部で合理的な曲げ配管ができています。

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