内水とは?
河川の流水を外水と呼ぶのに対して、内水は堤防で守られた堤内地に貯水された水の呼称のことです。また、洪水時に本川水位が上昇し支川の内水の排除が困難になって生じる湛水のことを内水氾濫と呼びます。
一般的に内水による氾濫水を排除する方法は、合流部に樋門を設けて、本川・支川の洪水流出時差を利用して処理する。。
さらに、合流点に排水ポンプを設ける方法などもあります。
概要
内水・内水の海底とその地下。そして、内水の上空は沿岸国の領域の一部とみなされています。
自国の内水においては、国家は領土における領域主権と同程度に排他的な権利を行使することが定められています。
一例として、領海においては他国の無害通航権を認めなければならないのですが、内水の領域では、基本的に他国の無害通航権を認める必要はありません。ただし、直線基線方式の採用により領海や公海であった海域を新たに内水として取り入れる場合には、例外的に他国の無害通航権を許可しなければいけません(領海条約第5条第2項、国連海洋法条約第8条第2項)。
こうした原則的な内水の地位を除いて内水における沿岸国の管轄権の詳細に関しては、
基本的に各国で定めた条約等に含まれていなく、その多くの部分は国家間の慣行にゆだねられています。
基線とは、
基線は領海、接続水域、排他的経済水域、大陸棚の幅を測定するための起算点となる線のことをいいます。
群島基線方式の場合を除いては、陸地側から見て基線よりも内側が内水となります。
基線の引き方に応じて、通常基線、直線基線、群島基線に分類されています。
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