貯水池系浄水場のご解説
貯水池を水源とする多摩川水系の東村山浄水場、境浄水場、小作浄水場及び相模川水系の長沢浄水場をいいます。村山貯水池から境浄水場への導水路の途中にあります。
東村山浄水場は,村山貯水池から境浄水場への導水路の途中にあって,境浄水場への導水路は,「昔の土木」施設的な含蓄のある構造物です。今の水道施設はデザイン的には良くないありません。東村山浄水場は,荒川系880,000m3/日,多摩川系に相当する385,000m3/日の施設能力があrますが,そのうちの原水の質の悪い荒川系に高度浄水設備が導入されました。
オゾン処理の後は、桃色に水の色が見えます。
オゾン処理は,純酸素を原料としてオゾンを作成している点が特徴で,空気原料では25g/Nm3までしかオゾン濃度が高められないのですが,純酸素を用いることで,120g/Nm3までオゾン濃度を高めることができ,狭い敷地面積に対応させた下降管方式が採用可能になっています。オゾン接触槽とオゾン滞留槽を合わせた滞留時間は,7分で最大オゾン注入率は2.3mg/Lだが,接触槽出口で0.1mg/Lのオゾン濃度となるように注入した場合の現在の注入率は0.5mg/Lほどだそうです。接触槽出口の水は桃色に見え,これは,マンガンが酸化された色なのです。生物活性炭の層厚は2.5mで300m/日のろ過速度で運転している。急速ろ過がその後に配置されるが,高度処理系列では,12~14日に一度の逆洗浄頻度で通常系列の3~4日に一度に比較して,大幅に洗浄頻度が長いとのことだった。また,臭気を常時(1時間に1回)官能検査するためのモニター装置が浄水場建屋の中にありました。
貯水池系浄水場の画像
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