水まわりのQ&A【2】

水道が夏にカビ臭くなるのはどうしてですか?

カビ臭は河川等に繁殖する藍藻類等が産生するジェオスミン、メチルイソボルネオールが原因物質とされております。水道局では粉末活性炭等を用いて処理を行い、極力臭いを取り除くよう努めているみたいですが、臭いに敏感な方は、水源の水温が上がり、藍藻類が繁殖しやすい春から夏にかけて臭いを感じることもあります。また、人の健康に影響するものではないと言われておりますのでご安心ください

浴槽にためた水が青いのですがどうしてですか?

ご家庭で風呂などの大きな浴槽に水やお湯をためた時、水による光の散乱と吸収によって青く見えることがあります。特にアイボリー(象牙色)系の浴槽に現れる現象です。 また、水そのものが青く見える原因として、水中に銅が溶けている場合が考えられますが人間が見て青く感じるためには、水中に水質基準値の約100倍以上の銅の濃度が必要となります。給湯器を通ってきた水やお湯で、これほどの高濃度の銅が溶出することは通常ありえません。
銅が水質基準値の1.5倍含まれると金属的な味が一般的に生じると言われています。また、銅はほとんど毒性がないとされていますので健康への悪影響はありません。銅は、人間にとっては必須元素で1日あたりの必要量は子どもで2~3mg、大人で2~5mgといわれています。
☆ 緑青の毒性について 緑青は銅が酸化してできる物質で、昔は有毒といわれてきました。しかし、これは過去の製錬技術の品質が悪く、銅の中に不純物として有毒なヒ素が含まれていたためなのです。昨今では、緑青は、毒性がほとんどないことが確認されています。

浴槽、洗面器、タオルなどに青いものが付着するのですがどうしてですか?

一般的に給湯器から給水(湯)される銅イオンは、石けんやアカに含まれる脂肪酸と反応して、青くて水に溶けない銅石けんを作ります。浴槽や洗面器などに付着する青いものは、これが原因と考えられます。 銅は給湯器や給湯配管に使用されていますので、器具が新しい時は、水中に溶け出しやすくて水を長期間通すことで水道管の内面に酸化銅の被膜を作るため、ほとんど溶出はなくなります。しかし、急激な水圧の変化などにより酸化銅の被膜がはがれるとそこから銅の溶出が始まって、長期間使用した給湯器などでも銅石けんが作られる場合があります。
昨今では、銅はほとんど毒性がないとされていて人体には必要な成分の一つです。
健康への悪影響はありません。

【予防方法】
こまめに用途にあった洗浄剤を使用して掃除することが有効です。

【起きてしまった場合の除去方法】
浴槽など:市販のアルカリ性洗剤をスポンジや古くなった歯ブラシなどでよくこすり、食酢で中和してから洗い流してください。
○タオル:10倍に薄めた食酢を75度位に温めます。それに、タオルを浸すと数秒で脱色しますので綺麗な水で十分すすぎ洗いしてください。ただし、この方法を繰り返すとタオルが黄ばむことがありますので、その場合は漂白剤を使用することで黄ばみが解消されます。また、色つきのタオルの場合は、変色します。