排水設備の維持管理について
排水設備とは?家庭などから発生する生活排水や汚水を公共下水道に流入させるために設けられた排水配管、汚水枡、浄化槽、その他の排水施設をまとめて「排水設備」といいます。
排水設備の修理負担についてのご説明
「排水設備」は建物の所有者の財産にあたります。維持管理については、使用者か所有者で行わなければならないのです。宅地内の排水管の詰まり、汚水枡の破損補修などは、使用者か所有者負担で修理していただくことになります。また、マンションやアパートなどの共有の部分に関しては、建物の所有者負担がとなりますがお客様が入居されている宅内に関しては、使用者負担となります。賃貸契約書にもこのことは記載されていることが多く再確認しておくとをオススメします。
分流方式
生活排水(汚水)と雨水の排水は分流されています。現状では、汚水管に雨水を流すことはできません。雨水が汚水管に流入すると道路上のマンホールから汚水があふれたり下水処理場の機能を阻害することもありかす。ご自宅の増改築をされる際は、雨水は確実に側溝(U字溝)に流れるように適切な工事計画をお願いします。わからないことが有れば工事依頼された業者にお聞きになることをオススメします。
洗濯機の排水について
マンションのベランダや屋外で使用される洗濯機の排水を雨水管や側溝等に流すと悪臭や害虫の発生につながります。町内の都市環境と公衆衛生の悪化を招き河川や海等公共用水域の汚染原因にもなりかねます。マンションのベランダや屋外で洗濯機を使用する際は必ず排水設備に接続を行ってください。
排水設備と排水配管の関係
排水設備と排水配管は、建物の排水システムを構成する重要な要素でそれぞれ役割が異なりますが密接に連携しています。
●排水設備
キッチン、浴室、トイレ、洗濯機など、排水を発生させる設備を指し汚水や排水を集めて排水配管へ流す役割を持っています。
●排水配管
排水設備から流れてきた水を下水道や浄化槽へ運ぶ管路で臭気の逆流や排水の詰まりを防ぐ仕組み(トラップや通気管)も含まれます。
●両者の関係性
・排水設備が効率よく排水できるように配管の勾配や設計が重要。
・トラップや通気管で臭気や逆流を防ぐために連携。
・配管のサイズや材質は、設備からの排水量に合わせて選定。
●簡単に言えば:
排水設備は水を集め排水配管はそれを運ぶ役割を担っています。この2つがうまく連携して初めてスムーズで衛生的な排水が可能になります。
ご家庭の排水設備の点検目安
ご家庭の排水設備の点検は日常的な使用状況に応じて異なるが一般的には半年から一年に一度の頻度で専門業者による点検を行うのが望ましく特に台所や浴室の排水口は油脂や石鹸カスが蓄積しやすく水の流れが悪くなったり悪臭が発生したりする前に適切な清掃と点検を実施することでトラブルを未然に防ぐことができるため排水管の詰まりや逆流が発生する前に早めの対応が重要になるほか洗面所の排水口も髪の毛や歯磨き粉の残りが詰まりやすいため定期的に確認し水の流れが遅くなった場合は市販のパイプクリーナーを使用するか専門業者に依頼することが推奨されトイレの排水も異音がしたり流れが弱くなったりした場合は排水管の内部に異物が溜まっている可能性があるため定期的な点検が必要になり特に築年数が経過した住宅では排水管の老朽化により漏水や破損のリスクが高まるため早めの点検とメンテナンスが求められマンションやアパートなどの集合住宅では定期清掃のスケジュールに従い個別の排水口や排水管の状態をチェックし管理会社に報告することで大規模なトラブルを回避でき屋外の排水設備についても雨水桝や排水桝の詰まりが原因で庭や駐車場が水浸しになる可能性があるため落ち葉や泥の蓄積を防ぐために定期的な清掃が不可欠になり長期間放置すると排水不良が発生し雨の日に大量の水が逆流する恐れがあるため定期的な点検と清掃を心がけることが家庭の排水設備を安全に保つための基本となる。