ステンレス鋼管のご解説
ステンレスを材料として作られた給水管をステンレス鋼管と言っています。価格は比較的高額ですが耐食性に優れ、高温・低温並びに振動及び衝撃に強く、軽量なため取扱いが容易で継手の開発により接合も容易にできます。水道局では、昭和55年から、口径50㎜以下の給水管について、これまでの鉛管に代えました。ステンレス鋼管が配水管の取出し部分から宅地内の第一バルブまでに採用されています。布設済みの鉛管については、ステンレス鋼管への交換が行われてます。

水道配管におけるステンレス鋼管の役割
水道配管におけるステンレス鋼管の役割は、耐食性・耐久性・衛生面に優れた特性を持ち安全で長寿命な水道インフラを構築することにあります。従来の亜鉛メッキ鋼管や銅管と比較して錆びにくく特に塩害地域や地下埋設配管などの厳しい環境でも腐食の影響を受けにくいため、長期間にわたり水質を維持しながら安定した供給を可能にします。また、ステンレス鋼管は機械的強度が高く、外部からの圧力や振動に対しても優れた耐性を発揮し、漏水リスクを軽減します。さらに、内面が滑らかで付着物が発生しにくいため、水流の抵抗を抑え、配管内部の閉塞を防ぎつつ安定した水流を確保できる点も重要です。加えて、近年では環境負荷の低減が求められる中、リサイクル可能な素材であるステンレスは環境保護の観点からも優れており、耐用年数の長さと合わせてライフサイクルコストの削減に寄与します。施工面においても、フレア継手やねじ接合、溶接など多様な接合方法が可能であり用途や施工環境に応じた柔軟な設計ができます。特に高層ビルや病院、食品工場など、衛生管理が求められる施設では、錆の発生による水質汚染リスクが低く、衛生的な水の供給が可能なステンレス鋼管の採用が増えています。加えて、最近では薄肉ステンレス鋼管が開発され、軽量で施工が容易になりコスト面でも従来の鋼管と競争力を持つようになりました。このようにステンレス鋼管は水道配管において耐食性・耐久性・衛生性・環境適合性・施工性の各面で優れた特性を発揮し安全で持続可能な水道システムの構築に貢献しています。
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