水道水の内分泌かく乱化学物質の影響

関東水道修理隊

内分泌かく乱化学物質のご解説

内分泌系に影響を及ぼすことにより、動物などの体内に有害な影響や障害を引き起こす外因性の化学物質のこと。作用についてはまだ解明されていない点も多く原因究明の調査・研修が現在も進められている。

化学物質の内分泌かく乱作用について
1960年代以降、世界各地での野生生物の観察結果から、環境中に存在している物質が生体内であたかもホルモンのように作用して内分泌系をかく乱することがあるのではないかと心配されるようになりました。平成8年には、海外の著書「奪われし未来」において指摘されたことをきっかけとして、化学物質による野生生物や人の生殖機能等への影響が疑われる多くの事例が取り上げられ、人に対しても同じような作用があるのではないかと懸念され大きな反響を呼び起こしました。
しかし、社会的関心が高いにも関わらず、科学的には未解明な点も多いため、環境省(平成10年当時は環境庁)は、平成10年に「環境ホルモン戦略計画SPEED'98」を策定して調査研究に取組み、平成17年からはこれを改定した対応方針である「ExTEND 2005」に基づいて、各種の取組みを実施してきました。一方、近年、米国やEUにおいて化学物質の内分泌かく乱作用の評価を順次進める計画が動き出し、OECD(経済協力開発機構)でも加盟国の協力の下で内分泌かく乱化学物質の評価に関する検討が本格的に進められようとしています。

水道水における内分泌かく乱化学物質
水道水に含まれる内分泌かく乱化学物質(Endocrine Disrupting Chemicals, EDCs)は、人体や動物のホルモン系に影響を与える可能性がある化学物質で化学物質は、内分泌系に類似した働きをするか、またはその働きを妨げることがあります。その結果、生殖機能の低下、発達障害、さらにはがんのリスクの増加など、健康に対する悪影響が懸念されています。
内分泌かく乱化学物質の主な種類
・ビスフェノールA(BPA): プラスチック製品に使用される化学物質で、水道水に含まれる可能性がありBPAはホルモンに似た作用を持ち生殖系や発達に悪影響を与えることがあります。
・農薬や除草剤: 水道水に混入することがあり、これらには内分泌かく乱作用を持つ化学物質が含まれていることがあります。
・医薬品やその残留物: 抗生物質やホルモン剤が水道水に残留する場合があり内分泌系に影響を与える可能性があります。
水道水中のEDC対策
水道水における内分泌かく乱化学物質の影響を軽減するため以下の対策が重要です。
・水質モニタリング: 定期的な水質検査を行いEDCを含む化学物質の濃度を監視します。
・高度な浄水技術: 活性炭処理や逆浸透膜技術など高度な水処理技術を使用してEDCを除去します。
・規制強化: EDCの使用を制限し環境中への放出を減少させるための規制を強化します。
●結論
水道水に含まれる内分泌かく乱化学物質は、健康に対する潜在的なリスクをもたらします。これを防ぐためには、技術的な対策と規制の強化が重要です。また、個人でのフィルター使用や、環境意識の向上も有効な手段となります。


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