用語大全集:BOD

関東水道修理隊

BODのご解説

生物化学的酸素要求量(Biochemical oxygen demand)の略名。
BODは生物学的酸素要求量の略です。共に、mg/Lの単位で1リッター当たりの消費酸素量で示されます。BODは水中の有機物質が好気的(酸素のある状態)に微生物によって消費されるときに必要とされる酸素の量です。これは炭素化合物、窒素化合物を分けて測定することもできますが、一般には5日間で炭素化合物に関連する酸素消費量として求めています。1mg/L以下であれば自然環境として、また、水道水の1級として扱われます。

水道配管におけるBODの意味
水道配管におけるBOD(生物化学的酸素要求量)は、水中の有機物が微生物によって分解される際に消費される酸素の量を示し水質管理や排水処理において重要な指標とされていますが、水道配管の維持管理においても、給水の安全性を確保するために考慮すべき要素の一つです。BODの値が高い場合、水中に多くの有機物が含まれていることを意味し、これが水道配管内での微生物の繁殖を助長し、管内のスケール形成やバイオフィルムの発生を引き起こす可能性があります。特に、給水管や貯水槽において有機物が蓄積すると水質の悪化や異臭・異味の原因となり、水道水の安全性や衛生管理に悪影響を及ぼします。また、BODが高い水が水道配管に流入すると、塩素消毒の効果が低下し、細菌やウイルスなどの微生物が生存しやすい環境が形成されることがあります。これは、特に配管の老朽化が進んでいる場合や、流速が低く滞留しやすい部分で問題となりやすく、水道水の安全性を維持するためには、適切な浄水処理を行いBODを管理することが重要です。さらに、給水設備の維持管理においてもBODの影響を考慮する必要があり、例えば、定期的な水質検査の実施や、配管の洗浄、適切な消毒処理を行うことでBODの影響を抑えることが可能です。また、配水過程における二次汚染を防ぐためには、水道配管の材質や設計も重要であり腐食しにくい素材の選定や適切な流量管理が求められます。さらに、近年では、持続可能な水資源管理の観点から、再生水の利用が進められており、その際のBOD管理も重要な課題となっています。再生水を水道配管に供給する場合、十分な高度処理を施しBODを低減させることが不可欠であり、これにより水質基準を満たし安全な水の供給が可能となります。結論として水道配管におけるBODの管理は、水質の維持と配管設備の長寿命化、さらには安全で衛生的な給水環境の確保のために重要であり適切な監視と対策を講じることが必要不可欠です。


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