用語大全集

関東水道修理隊

流水保全水路とは?

流水保全水路とは、主要な汚濁源となっている中下流部の支川や下水処理排水を本川に合流させずに、高水敷に新たな水路を配置して、主要な排水地点と主要な取水地点の位置関係を確保しつつ改善して、本川の水質回復とさまざまな生物の生息と生育環境の保全を図る目的で、河川水を下流へバイパスする水路のことを言う。

目的として、
・利水障害の解消 → 都市用水の取水が安全にできるようにする。
・危機回避 → 有害な物質が本川に流出しないよう未然に防ぐ。
・動植物の豊かな生息空間の創出 → 本川の水質改善を図り、生態系の保全創出を行う。
上記の目的などがあります。

高度浄水処理としての利用にも役立っている。
水道水源となっている河川の水を安全で良好な水質に保つために、これに流入する汚れのひどい河川水を必要に応じて、浄化プロセスを加えつつ、取水口から下流へバイパスする水路(流水保全水路)を設置している箇所もある。(例:利根川水系など)


余談ですが、
私達が飲料水としている水系に魚類を放流している方を見かけました。外来種などの魚を放流すると自然破壊や生物の生育環境が激変にしてしまことになりかねません。私達が飲料水として利用している水系以外にも同様なことが有ると思います。自然環境を破壊しないように後世に受けついていくことが大切ではないでしょうか!!


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