トイレに芳香剤を落とした詰まり修理の施工事例
午後2時を少し過ぎた時間にトイレに芳香剤を落として困っているから直ぐに来てほしいとお電話がありました。お話を詳しく聞いてみたところ、芳香剤を壁に貼りつけていたようで、トイレタンクの水を流したタイミングでちょうど剥がれてしまって便器に落ちてしまったとのこと。直ぐに素手を排水口に入れて取出そうとしたとのことでしたが、すでに見た目ではわからないくらいトイレの排水管の奥に入ってしまったみたいで、水を流すとほとんど流れない状態とのことでした。
溶けたり形状が変わるものではないので高圧吸引ポンプも使っても取り出せそうもないので、便器とタンクを脱着することになりました。そして、外してみると予想通りフランジ(便器と床を結合させる部品)の箇所で芳香剤が顔を出しましたが、芳香剤が新品に近く引っかかって全然びくともしません。こうなると、芳香剤を粉砕しながら少しずつ取り除いていくのが無難で地道に詰まり除去をしていきました。今回は、トイレ詰まりの原因がわかっていましたが、無意識に異物を落としてしまったり、物を流してしまっていることもあるので注意が必要ではないでしょうか!?

異物が便器の排水口から流れてしまったときにわ
便器の排水口から異物が流れてしまった場合、まず冷静に対処することが重要です。異物の種類や大きさによっては自然に排出されず詰まりや悪臭、さらには水漏れの原因となることがあるからです。最初に試みるべきは、無理に水を流して異物を押し込むことを避けることです。無理な操作は排水管内部での詰まりを悪化させ、修理がより困難かつ高額になる恐れがあります。もし異物が小さくかつ容易に取り出せそうであれば、トイレ用のラバーカップを使い慎重に吸引を試みることが有効です。しかし、自力での取り出しが難しいと判断した場合は、専門の水道業者に連絡し適切な工具と技術での除去を依頼することが最善です。専門業者は排水管の構造や異物の種類に応じて最適な対応をとり、トイレや排水管の損傷を防ぎながら異物を除去します。異物を放置すると排水不良が長引き、家庭内での悪臭や衛生環境の悪化に繋がるため速やかな処置が必要です。さらに、詰まりが進行すると水が逆流して床を汚すこともあるため、安全面からも早期の解決が望まれます。また、異物によってはトイレ本体の部品を破損させることがあるため、異常を感じたら使用を控えて業者に点検してもらうことが推奨されます。日常生活ではトイレに異物を流さない予防策として、ペーパー以外のものを落とさない意識が最も重要であり、子供や高齢者には注意喚起を行うことが事故防止に繋がります。万一の時に備え、業者の連絡先をあらかじめ控えておくことも安心材料となります。こうした適切な対応と予防策によりトイレの異物流入によるトラブルを最小限に抑え安全快適な使用環境を維持することが可能です。