D.E 様邸

関東水道修理隊

台所で水道を使うと風呂の排水管から水漏れが起きる

台所の水道を使うと風呂の排水管から水漏れするとの水道修理のご依頼がありました。お話をお聞きすると台所で洗い物をしていたら、急にお風呂の排水管から水漏れしてきてキッチンシンクの床下からも水漏れしてきたので蛇口か水道管がおかしくなったのかとのお悩みを聞きお伺いしました。早速、台所の蛇口の水道を流してみたのですが何事もなく正常な状態でした。数分後、風呂の排水溝から水漏れが発生。その後、キッチンシンクの床下からも水漏れが起きました。原因は、想定通りの排水管の目詰まり。お庭の排水マスの点検口を開けて点検した見たところ汚物が山のように蓄積していました。この原因で水漏れが起きていたのです。原因を詳しく調べてみたところ、草の根が排水管に入り込んでいたのが主因と判明。この草の根を除去して、排水管のジェット洗浄を実施。作業終了後、台所の水道を流し続けても風呂の排水管やキッチンシンクの床下からも水漏れすることなく無事に水道修理完了しました。蛇口の水道を流して、別個所から水漏れしてくる場合には、階下なら漏水の可能性も考えれますが、同一階の場合には、排水管のトラブルが通例とされています。
排水配管が詰まってしまうと宅内の不特定箇所で汚水が逆流してきたり溢れ出てくるトラブルが起こるケースがあります。こうならない為にも定期的な排水配管の洗浄をするのが望ましいと言えます。例えば、高圧洗浄を2・3年に最低1回行うとか枝管と呼ばれる箇所を市販されているパイプ洗浄剤を使い定期的に排水管のクリーニングをするとよいでしょう。

台所の排水配管とお風呂の排水配管との関係性
家庭の排水配管システムにおいて台所とお風呂の排水配管は密接に関連しています。それぞれの配管は、最終的に家全体の排水を処理する下水管や浄化槽に接続される仕組みです。この関係性を理解することで、排水トラブルの予防や解決に役立てることができます。
1. 配管の接続構造
台所とお風呂の排水配管は、以下のように接続されています。
個別配管
・台所やお風呂からの排水は、それぞれ専用の排水配管を通り最終的に合流管に接続されます。
・台所の排水配管は、油脂や食べ物のカスが含まれるため、グリーストラップ(油脂分離槽)が設置されることが一般的です。
・お風呂の排水配管は、石鹸カスや髪の毛などが多く含まれる特徴があります。
合流ポイント
台所とお風呂の排水は、家の外や床下の排水合流管で合流し最終的に下水道や浄化槽に流れ込みます。
2. 排水トラブルの影響
台所とお風呂の排水配管は同じシステムに接続されているため一方のトラブルがもう一方に影響を与えることがあります。
逆流の可能性
配管が詰まると、台所やお風呂の排水が逆流することがあり特に合流ポイント付近で詰まりが発生するとどちらの配管からも排水が戻る恐れがあります。
臭気の発生
排水トラップが正常に機能していない場合、下水の臭いが台所やお風呂に漏れることがあります。この問題は、どちらの配管にも共通する課題です。
3. メンテナンスの重要性
台所とお風呂の排水配管を良好に保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
台所の配管清掃
油脂や食べ物カスが詰まりやすいため月1回程度のパイプクリーナー使用や熱湯を流すことで詰まりを防ぎます。
お風呂の配管清掃
髪の毛や石鹸カスを取り除くためにヘアキャッチャーを使用し定期的に配管内部を洗浄します。
4. 排水システムの改善策
トラブルを未然に防ぐための設備改善も有効です。
・グリーストラップの設置(台所向け)
・油脂を分離して排水管の詰まりを防ぎます。
・ヘアキャッチャーの設置(お風呂向け)
・髪の毛をしっかりキャッチし配管内部の清潔を保ちます。
・定期的なプロによる点検
・配管内部の状況をプロに確認してもらい問題箇所を早期発見します。

台所とお風呂の排水配管は独立しているように見えますが実際には家全体の排水システムとして一体化しているため互いの状態が影響を与えることを理解しておくことが重要です。適切なメンテナンスと設備改善でトラブルを最小限に抑えることができます。

お客様からの提供画像

枡詰まり


施工後のお客様の感想
単身赴任で一人暮らしをしていていつもの様に会社に行こうとしたら台所の蛇口が水漏れをしているのを見つけました。時間がなかったけどモンキーを車から持ってきて根元から閉めてみたのですが水漏れが止まりません。このままでは下の階まで水漏れをしてしまい迷惑になってしまうと思ったのとこのままでは会社に行くこともできなかったので水道修理の依頼をして仕事に行きました。それまでは教えてもらった通り元栓を閉めていたので安心できました。予約時間前に来てくれていたみたいで修理も早く終わって感謝しています。