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関東水道修理隊
日本国内においては、安全な飲料水を確保するため、水道水の水質について厳格な基準が法律で定められています。これらの基準を満たさない水は、たとえ見た目に問題がなかったとしても、飲料水として認められることはありません。水道によって供給される水には、国民の健康と日常生活を守るための一定の要件が課されており、これらは日本国憲法に基づく水道法第4条によって明確に定義されています。その具体的な要件としては、まず「人の健康に対して悪影響を及ぼさないこと」が大前提とされており、例えば有害物質や病原性微生物の含有がないことが求められます。さらに、「異常なにおいがする」「洗濯物に色がつく」など、日常生活において不快や不都合を感じさせるような水質も、基準を満たさないものとされています。このように、水質基準は人の健康を守るだけでなく、快適な生活環境を維持するためにも重要な役割を果たしています。また、現在の水道水に含まれる物質のうち、河川などの原水から取り込まれる際に微量ながら検出されている成分の中には、現時点では毒性の評価が不十分であるため正式な水質基準には含まれていないものも存在します。これらの物質は、今後の研究によって人体への影響が明らかになった場合、水質基準の見直し対象となる可能性があるため、「水質管理上留意すべき項目」として別途分類されています。さらに、現時点では浄水中に基準値を超える濃度で検出されていないものの、将来的に検出濃度が上昇する懸念のある物質についても、予防的観点から継続的な監視が行われています。こうした水質管理体制は、常に変化する環境や科学的知見に対応しながら、安心して水を利用できる社会の実現を支えています。

知っておくと役に立つ情報

朝1番の水は、飲料水以外に使用することをオススメします!
台所などで飲料用目的で朝1番に出す水や旅行などで数日留守にした場合、最初に出てくる水は、宅地内の給水管に長時間滞留した水です。給水管内で細菌を増殖させない為の残留塩素の濃度が薄くなったり、鉛材質の給水管が使われている場合には、微量の鉛が溶け出している可能性があります。そこで、水道を長時間使用しなかった場合、バケツ一杯分の水は飲み水以外に使うことをオススメします。(水道用語大全集にも紹介している項目もありますので参考にしてみて下さい。)

水道料金にも福祉免税がある!
下記に該当する場合に限る、
・生活保護世帯
・母子世帯
・父子世帯、またはそれに準じる世帯
・重度障害者世帯
・高齢者世帯
☆精神障害者世帯は、水道料金・下水道使用の基本料金などが免除される場合もある。
(注)適用基準は、各地域によって異なってきますので、詳細につきましては、各市区町村の福祉課などでご確認下さい。

水道用語大全集

目次

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更新情報:令和3年11月7日

水のトラブル 水道トラブルの状態見極め


水まわりとは、お住いの宅内やお部屋の台所・洗面所・風呂・・トイレなどの水をご使用する箇所のことをいいます。水まわりは、ほとんどの戸館ですと2階建て住宅の場合に1階に水道設備を集中させて配置されています。水まわりを集中させることで効率的な家事動線が確保できるメリットがあります。そして、対コスト面でも水道設備を集中させることで水道配管を分岐して張り巡らせる必要がなくなる効果があり配管工事のコストダウンになります。長期お住いになる住居ですから定期的なメンテナンスや不具合が発生した際にも修理施工しやすいという利点があります。(参考資料水漏れ修理
例としてお伝えをすると、配管の詰まりや排水漏れなどのトラブルが発生した場合にも排水配管が近い位置にあれば調査がしやすくなります。仮に、2階にトイレを設置する場合にも近くに設備を配置する場合にも1階の水まわりの設備と同じ位置に配置すると配管工事がしやすくコスト面だけでなく配管もスムーズになり2階からの排水の音が聞こえにくくなるメリットがあります。